【ハルタ volume76 感想④】ハクメイとミコチ、不死の猟犬、さよなら100円、乙嫁語り、天狗の赤髪、ヒナまつり、non-Stop Loving

 今月分のハルタの感想の続きです。これでラスト。

・樫木裕人「ハクメイとミコチ」
 図書館の司書さんの休日。
 古書店に行って貴重な本をゲットしたら、道が通行止めで帰宅できず、結局図書館で読書します。休日でも読書三昧。
 古書店に柱みたいに大きな本が並んでいて、味がありました。大きめのサイズの動物向けなのでしょう。

・八十八良「不死の猟犬」
 ママを代替わりさせるため、剣崎がUNDOの力を借りて矯導隊に戦いを吹っ掛けます。
 剣崎は風鈴の血を入れ、人の寿命を越えて風鈴とシステムを追うことを決め、警察も辞職します。事情が呑み込めず「こうじゃねえ!」と吐き捨てる上司の方に、むしろ共感してしまう。
 ママがずいぶんと楽しそうですが、戦いの結果代替わりとなるならそれでよしと思っているのかもしれません。

・天野実樹「さよなら100円」
 フレッシュ読み切り。フレッシュとつくと新人の作品ということなのでしょうか。
 高校を中退し家業の花屋を手伝い始めたクラスメイトに、主人公がふとしたきっかけで会いに行きます。同情とかもあったけれど、会ってみたら自分とは違う道を着実に歩んでいることに気付き、世界が少し広がった、という感じの話。
 淡々と話が進むし面白いかといえばよくわかないけれど、退屈はせずこういうのもありかなと思いました。

・森薫「乙嫁語り」
 アミルたちのもとへ歩みを進めるスミス一行。ロシアが侵攻しているという情報もあり、道行が怪しそうで、アミルたちに思いを馳せます。ニコロフスキも心配して、護衛として先までついていくと申し出ました。時代背景が良くわからないけれど、ロシア革命とか関係あるんでしょうか。
 あと、最後にアミルたちが登場したときのことを思い出せていません。少なくとも不穏な様子はなかったような気がしますが。

・福浪優子「天狗の赤髪」
 読み切り。幕末の時代に、西洋人のヘンリックが天狗に扮し、世話焼きの娘のまつと祭りに行く話。
 一人日本人の中で隠れて暮らすヘンリックが何者なのか気になりました。しかもすでに開国しているのかと思いきや、「開国まではまだまだ遠い」って、なおさら何者だよと。

・大武政夫「ヒナまつり」
 最終回。
 やっぱりアンズが出てきた。新田の出資のもと、義父母と一緒に新たに来々軒を始めることとなります。開業祝にマジキャストCEOから花が送られているのが強い。
 詩子も真面目に?店を開いていて、津田(ハルの世話役)がバーテンダーとして働いていました。
 さらに仁志がヒナに告白し、ヒナがわりと普通にテンパって、新田がヒナの成長を感じます。返事は保留のままの結末でした。最終巻はおまけページ盛りだくさんらしいので、そこで明かされるのかもしれません。

・読者コーナー「non-Stop Loving」
 「私の相棒」のコーナーでは、「昴とスーさん」の高橋那津子さんによるスクリーントーンのJ-501へのこだわりが漫画調で語られていました。全然よくわかってないですが、そういうもんなのかと興味深く面白かったです。


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